WORLD OF DANCE TOKYO 2025 を終えての雑感です。
コンペティションは、全チーム、一定のレベルはクリアしているという感じで、レベルの高い争いであった。
オーストラリアからのジャッジ、KAEAも他の国に比べて日本はレベルが高く、全チームいいと言っていた。
自分も海外のイベントのジャッジなどした経験からいうとそこは同意見。
日本人の真面目さや、緻密さがうかがえる。

ちょっとイベント最後のコメントでも言いましたが、個人的に気になるのが、ダンス以外の事への注力が多いところ。これが行き過ぎると、ダンスなのか、エンターテイメントパフォーマンスなのか、区別がつかなくなってくる。実際、過去にはもう「ダンスではない」と思われるグループも存在した。
あくまでダンスのコンペティションということを考えると、やはり、ダンスをしっかり見せるところを頑張っていただきたいという気持ちがあります。
(ただ、楽しませるストーリーや演出ももちろん大事です。)
相対的にというか、芯の部分で何に一番注力してこの作品が出来ているかとうところがとても大切なんだと思う。自分も経験ありますが、段取りが多いとそれだけダンスにも集中できなくなります。

その他心に残っている事を少しだけ書いておきます。
・ずっとトップスピードのチームが多め
フルパワー、トップスピードのダンスは長い時間は観客も持ちません。
ゆるいところと上げるところの緩急の構成が大事かなと思います。
・一般部門トップのチーム(すいません名前記憶してなくて)
大人4-5人でPoppinやっていたチームです。
大人数のチームが多い中、自分達の好きな「ダンス」をやっているという風に感じられて好感が持てました。恐らく音楽とのシンクロ性を追及したら、もっと良くなるのかなと思いました。
・SUPERNAL BEINGS
自分の採点はトップでした。ただ、子供達の衣装は、露出が多すぎるものは少し考えたほうがいいかと思われます。日本と海外は大分子供達に対する前提が異なります。
衣装と同時に、踊りの内容も性を連想させるような踊り方などは見直された方がいいかと思います。これは、国際的な舞台で活躍したいと思ったら避けられないです。
こちら個人的な感想なので、海外事情を良く知るかたなどに意見を聞いてみてください。
・KIRAMEKI GLITTER
は相変わらず凄いオーガナイズされた内容でした。
何回も見させてもらってますが、前の年よりも踊り方が少し変わって、レベルアップしたように感じました。
いづれにせよ、
皆さんの気合の入ったパフォーマンスはどのチームも素晴らしかったです。
勝ち負けだけではなく、ご自身の踊りに誇りを持ってください。
BE CONFIDENT!
PEACE!!
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