人生で「やり残し」をしないための「三日坊主」解消法!

皆さん人生にやり残した事はありませんか?
中途半端で終わらせてしまった事などありませんか?

ちょっと大袈裟な入りになってしまったが、大抵の人はそういう事がいくつかあると思います。
自分の場合は、そういう「やりかけてやらなかった事」がものすごく沢山あります。
始めてみたけど途中で挫折したとか、いつかやろうと思ってそれっきりになっているものとか、そういうものだらけなんです。

恐らく、こういう事が増えてくると、自己評価も下がって来ます。
「俺はどうせ途中でやめてしまうダメな奴だ」という自己評価が刷り込まれてしまうと、これから直面する様々な出来事に対しても、中途半端で終わってしまいそうです。

という事で、自分も昔のやり残しをひとつづつ、つぶしていこうと思い、最近は地味な活動をしております。

今回は、ダメな自分をさらけ出すうよでちょっと恥ずかしいですが、
自分のやっていることを例にして、
自分なりに発見した

「三日坊主にならない方法」について書きたいと思います。


自分がやり残してきた多くの課題のうちの一つが、英語の勉強。
家には、買ったけどやってない英語の本や教材がいくつもあります。

そのうちの一つ、今自分が取り組んでいるやり残し教材は、
なんと、
大学受験の時のもの。

さかのぼる事ざっと35年前!!

その当時買った、某大手予備校が出版している英語の例文700センテンスが載っている参考書です。
大学受験時の自分は、この例文を700文全部覚えようと思っていましたが、途中で終わってしまおりました。
「本の例文を丸ごと覚える」という方法で英語力がアップしたという実感があったので、「受験が終わっても残りを全部覚えよう!」と思っておりましたがそれっきり・・・

実は今までも何度か、このお題にチャレンジしてきたのです。
少なくとも2、3回はチャレンジしています。
はっきり覚えてないので、もっとかもしれません。
しかし、そのチャレンジは毎回途中で終わってしまっており、一度もコンプリートしたことがないのです。

コロナ禍で、自分の時間を見直した去年から、再びこのお題にチャレンジする事を思い立ちました。

自分は前から、覚えた日付をテキストのはじに書き込むようにしているのですが、
(実際はすぐに覚えられないから、「見た日」になりますけど(笑))
今回は前回のチャレンジの痕跡にに遭遇!

以前痕跡  2012年3月22日
今回の日付 2021年2月25日

*日付のメモが汚すぎてすいません!上が 12/3/22 下が21/2/25 です

ということで、実に約9年ぶりに同じパートをやっている事になります。
9年もの時を経てまた再チャレンジしてる事がなんか感慨深い!!
まぁそもそも、自分が「出来る人」だったら9年前にコンプリートしてるはず。
いや違った、受験の時にコンプリートしているはずだ!
だから、こんなのなんにもいい話ではないんだが、個人的には感慨深かったのでございます。

そして、9年前は途中で挫折してるけど、
今回は挫折しないコツを身につけたので、このままじわじわとコンプリートさせます!!

さて、何かにチャレンジする時
「3日坊主」で途中で終わらせないための方法、
その自分なりの「コツ」がわかったので、今回はそれを皆さんにシェアさせていただきます。

あくまで自分流ですので、「そんなやり方のダメだろ!」と思う方もいるかと思います。
もともと、意志が強く、しっかりと物事に取り組める人にとっては、逆に間違った方法になりそうです。
自分と同じく、意志が弱い方は、参考になれば是非取り入れてください!


■TKO流、チャレンジを3日坊主で終わらせない方法!

結論から言うと以下の2つの考え方が重要だと気付きました

1.頑張りすぎず、ゆるめの課題にする
2.課題が出来ない日があっても気にしない

の2つです
順番に解説します

1.「頑張りすぎず、ゆるめの課題にする」

チャレンジしようと思い立った時はメチャメチャやる気がある時です。
なので、一度にあれもこれもとか、沢山の量をやろうとしたりします。
ここが挫折の大きなポイントになります!

初 日 やる気満々なので、沢山やりました!
2日目 初日のやる気の余韻でやり切りました!
3日目 初日に設定した量がしんどくなってきた
4日目 たまたま忙しくてできなかった
5日目 もうやる気がなくなってきて・・・

みたいな感じが多いと思います。
「3日坊主」ってとっても的確な言葉ですね
初日の余韻で続けられるのはせいぜい3日が限界なのです。

なので、物足りないぐらいの少ない量を最初に設定するのがコツです。
もちろん、ずっと続けられそうなら徐々に量を増やしていけばいいと思います。

今回例に挙げた自分の英語勉強でいうと、
受験期は1日に2~3ページ覚えようとしてやていたと思います。
(1ページに10~12例文ぐらいあります)
その後のチャレンジではハードルをさげて1日10センテンスとかしてたかな・・・
それでもしんどかったから挫折したのだと思います。

現在はもっとハードルをさげて1日3センテンスです。
これだと、短い合間の時間でもなんとかやることが出来ます。

「出来ない」言い訳がしずらい量を設定するのコツだと思います

2.「課題が出来ない日があっても気にしない」
長続きさせるためには、1も大事ですが、自分的にはこの2がとっても大事だと思います。
忙しい時とか、タイミングが合わないとか、何らかの理由で、課題が出来ないことは必ずあると思います。
そういう時、完璧主義な人ほど挫折しやすいと思う。
出来なかった日がある「自分が許せない」のでしょう。

でも、この対処は簡単です。

気にしない事です。

「あー今日は出来なかったなぁ また明日やろう」

そして明日できなかったときも 
「また明日やろう」

・・・でいいのです

これって、続けるうえで逆にダメな考えだと思う方も多いかと思います。
自分も昔はそうでした。
「絶対やらないといけないという強い意志で続けないと、課題はコンプリート出来ない!」
と思っていました。

でも、この思いが強ければ強いほど、1、2回出来なかったときがあると、出来なかった自分に嫌気がさして丸ごと放棄してしまったりするのだと思います。

自分がみつけた課題を続けるコツは、この「出来なかった日」を気にすることなく、また再開するというやりかたです。

自分の場合、今回例にあげている英語学習も、2週間空いてしまった事も1か月近く空いてしまった事すらあります。
昔なら、確実にここで断念していたと思う。
しかしながら、ブランクを気にしない今の自分は1か月後からでもまた続きが始められる訳です!!

ものすごく当たり前の事かもしれませんが、自分にとってはこれは大きな発見でした。
この発見のお陰で、今のところ英語例文は約600まで来ることが出来たわけです。
残り100も焦らずじわじわとやって、35年越しの課題をコンプリートしていきたいと思います!!


そんな事より、もっと効率的な英語の勉強方法あるんじゃない?
って思う方もいるかと思います。
それは、そうかもしれません。
ただ、自分にとってこのチャレンジは、英語の学習プラス、やり残しを作らないという大きな意味がります。
35年前にやろうとしてできなかった事
。その後何回かチャレンジして、いずれも途中で挫折してしまった課題をやり遂げる事は、自分の人生の中では非常に意味深く、大きなチャレンジです。

死ぬ時に、
あれも、これも出来なかったなぁ・・・ と思って死ぬよりも
やろうと思ったこ事は大体やり切ったな・・・ と人生に満足して死にたいのです

なお、年齢を重ねた現在の自分の記憶力は、若いときに比べると格段に落ちていると実感しております。
「1日3センテンス覚える」という課題ですが、全然覚えられておりません。
正確に言うと「1日3センテンス覚える努力をしている」というのが実情です。
なんで、コンプリートした後はまた最初から繰り返しやろうと考えております。
次は5センテンスぐらいいけるかな・・・

何かに取り組むのに、遅いという事はないと信じておりますが、
若いうちにやった方が習得しやすいのは間違えないと思います。

「これがやりたい」という物事がある方は、後回しにせずに、すぐに始めてください。
成果を得られるスピードがまるで違ってくると思います!

という事で、今回はダメな自分でもゆるゆると続けられる、
「3日坊主にならない方法」でした!