#04 あなたを想う気持ちが毛穴から・・・ SAMURAI / Djavan

DJ TKO 感動の名曲紹介コーナー

今回ご紹介する曲は
SAMURAI(サムライ)という曲です。

歌っているのはブラジルのアーティスト、Djavan(ジャヴァン)。
1982年リリースのアルバム”Luz”からの1曲。
でも、俺がこの曲に出会ったのは、恐らく96、7年ごろではなかっただろうか。
既にリリースから14,5年経ってからの出会いである。
赤坂のスタジオフェイスの帰りにしょっちゅう寄らせてもらっていた
六本木のダイニングバー、「ちょぼちょぼ」というお店で聞いたのが初めてだと思う。

残念ながらこのお店はもうございません。
当時のお店の皆さんには本当にお世話になりました。
ありがとうございます。

はっきりした記憶はないが、店でかかっているこの曲にしびれて、
当時のスタッフで音楽好きなタマ(女性)から曲名を教わったのではないかと思います。
当時はスマートフォンはもちろん無かったから、
シャザムで調べるなんて事はできないので、
紙のコースターの裏に曲名を書いてもらって持ち帰るという、
ある意味おしゃれな方法だった。

ブラジルのアーティストだけに、歌はポルトガル語。
自分にはまったく歌詞の意味が分からないままに、
15年ぐらいが過ぎたある時、長野県にある自分のスタジオ
フェイス飯田校の生徒だったブラジル人の子にこの歌を聞かせて意味を聞きました。
高校生だった彼女は「あ、この曲お父さんが聞いてた」と言っていた。
彼女のたどたどしい日本語訳、よく分からない事もあったけど、
一番印象に残っているのは、
「あなたを想う気持ちが毛穴から吹き出る」と言うフレーズ。
この訳が正確かはわからないが、正しいとしたら凄い表現だなと思った。
日本人では到底考えられないような表現で、正に情熱の国、
ブラジルの熱い愛の歌だと思った記憶がある。

なんで曲名がサムライなのか。
それは歌詞の中に

Para ser o serviçal
De um samurai

サムライのしもべになる

というような意味の言葉があるからのようですが、
これ自体俺には何のことかよくわからない。

和訳を書いている方のサイトを拝見しましたが、
それでもよく意味が分かりません!

歌詞の意味はよく分からないけど、

この曲がかもし出す雰囲気
切ないメロディ
そしてDJAVANの情熱的な歌い方

それら全てが素晴らしいという事はよく分かる。

それだけで十分です。

そして、なんと、間奏時の哀愁漂うハーモニカ演奏は
スティーヴィー・ワンダーだそうです。
とっても贅沢なスティーヴィーの使い方!!

合わせて必聴です!!

DJAVANはこの記事を書いている2019年現在も現役のミュージシャンとして活動しているようです。
一度は生で聞いてみたい!

ライブも本当に素敵!!

 

もう一つ笑っちゃうような動画も発見
完全にサムライの在り方を勘違いしている動画
意味は全く不明ですが面白いので是非チェックしてみてください。

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