真夜中のドア・・・YOUTUBE の旅

自分は時々、
一つの曲でYOUTUBEの旅に出ることがあります。

その曲を歌っている人達のYOUTUBE投稿を見まくるという行為です。
時には夜中に2,3時間それを続けてしまう事もある。
昨日、一昨日とそれを2日連続でやってしまった(笑)
オリジナルはもちろんいいんだが、
カヴァーしている人たちの中で素晴らしいものを見つけると、
何とも言えない嬉しい気持ちになります。


さて、
昨晩もやってしまったこの夜中の一人YOUTUBEの旅。
今回のテーマとなった楽曲は
「真夜中のドア  Stay With Me」
という曲です。
この曲との出会いは昨年の夏でした。
DJ MIKIMASA の取り計らいで呼んでいただいた広島のイベント。
なんとダンサーとしてではなく、
DJとして初めて地方イベントに呼んでいただいた!
イベントの話はちょっと置いておいて、
この曲はイベント終了後に
TIME MACHINE 松本さんのお店で行われた
打上会場で初めて聞いた曲でした。
その時聞いた曲は全部英語のヴァージョンだったから、
海外の曲かと思って後で調べたら、
「松原みき」さんという方が歌っていた
「真夜中のドア Stay With Me」
という曲だという事を知った。

1979年11月5日リリース。
自分が11歳。
この当時だと、
曲を掘ったりする能力はまだなかったので、
テレビのベスト10とかに出てくるぐらいメジャーな曲でないと知り得なかったのではないかと思う。
だから、この年になって初めて聞いた。
そして更にネットで調べて、知った事実。
この松原みきさんは、
2004年10月7日子宮頸癌のため44歳で亡くなったそうだ。
それを知った時、何とも言えない複雑な気持ちになった。

俺が50歳になって初めて知った曲

約40年前の曲。

その曲を歌っていた松原さんが、
お亡くなりになってから14年後に初めて知る。
この曲を知ることが出来たのは、
この曲がいまだにいろんな人に歌い継がれているから。YOUTUBEの旅で検索したら、
この歌をカヴァーしている動画が本当に沢山出てきた。
逆に今までしらなかった自分が残念!


松原みきさん、
44歳という若さで亡くなっていまうのは本当に残念で、
ご家族や近しい人にとっては非常にショッキングな出来事だったと思う。
しかし、その歌がいまだに歌い継がれて、
そして自分のように新たに出会う人間がいるという事の凄さ、素晴らしさ。
他の動物と違って、「人間」に限って考えると、
こうやって後世まで引き継がれていく
「文化」や「アート」というものを残せるという事は
本当に意味のある事であると思う。
松原さん、
生きていたら現在(2019年1月現在)58歳。
それでもまだまだ若いし、
健康なら「死」はまだ遠い先の話のはず。
あまりに早すぎる人生だったかもしれませんが、
あなたの歌っていた曲はいまだに歌われて、
引き継がれております。
そういう意味では、
あなたはいまだに人々の中に生き続けているという事です。


2018年8月、新たに自分の中にも存在する事になりました。
少なくとも自分が死ぬまでは、自分の中に生き続けていくんだろうと思います。
今更ですが、初めまして。
これからよろしくお願いします。

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