STEPUPDANCECONTEST FINAL 2019 VOL.1 

2019年8月24日
“STEP UP DANCE CONTEST 2019 FINAL”
にてJUDGEさせていただきました。
セブンパークアリオ柏の屋外ステージは開放的で、夏気分満載でしたね!
スタッフ、参加者、関係者の皆様、暑い中お疲れさまでした!!!

さて、このコンテストは全国で予選を行い、勝ち残ったチームによって開催される最終決戦です。
そして優勝したチームは、キッズコンテストとしては日本最高峰のレベルとなる「SUPER KIDS DANCE CONTEST」のファイナル(決勝大会)へ出演する事が可能となります。
という事で今回は全国から集まったファイナリストがこのSTEP UP DANCE CONTESTの優勝とSUPER KIDS DANCE CONTEST への出演をかけてのダンスとなりました。

会場となったのは、セブンパークアリオ柏の施設内、人工芝の広いスペースの中にある屋外ステージ。
屋外ステージには屋根がついておりますが、それ以外のスペースは何もなく、炎天下の当日はかなりの気温と日差しでした。
ステージの対面に座る我々のところにはジャッジ用のテントを張っていただいてましたが、観覧スペースには日差しを遮る場所は一つもなく、ご観覧の皆様はかなり大変だったかともいます。

最近の気候変動のせいか、この日、この場所でもスコール的な通り雨が来ました。
周りは晴れているんだけど、この地域だけ雨が降ってくるという現象です。

大会は、小学生部門と中学生部門に分かれて開催されました。
今回は小学生部門の感想をかかせていただきます。
さすが、予選を勝ち抜いた皆さんなので、皆さん一定のレベル以上のパフォーマンスでした。
以下にチームごとに簡単な所感を書かせていただきます。
あくまで自分の個人的な感想としてご覧ください。

結果
優 勝:ALL OVER
準優勝:jupiter☆
3 位:BABANA


■01:gold Blaze
トップバッターにもかかわらず、さほど緊張した感もなく、いいパフォーマンス。
チームの雰囲気やチーム感もよかった。
リズムの伸びはもう少し出していけるかも。

■02:RT RIDER
技術やステップ、リズム感など全体的にバランスの取れたチーム。
もっとナチュラルに自分達を出せたらいいと思う。
振付を踊るというよりも、音楽にのって踊るという気持ちをもう少し意識してみてください。

■03:Ea gady
リズムの感じは結構よかったが、音楽とのシンクロはもう少し追求できるかなと思いました。基礎力を磨いて、更に上を目指してください。
舞台映えするナイスな衣装。

■04:Lags Knock Down
チームの一体感と、全体的にパワーが感じられてよかったです。
リズムの取り方がもう少し深くできるとHIPHOP感が増していいと思います。

■05:CHATTY!!
楽曲に合わせた雰囲気がとてもよく、カッコイイダンスでした。基礎的な動きのクリーンさもありました。リズム、楽曲とのシンクロは更に追求できるかと思います。

■06:BOARS
パワーあふれる踊りが印象的。チームの一体感もあり。
特に、ロックやポイントなど、象徴的な動きでは、強い音をどこでとるのかを研究するととっても良くなると思います。

■07:Petitle Head’s
踊り方、振付のオリジナリティなどが印象に残るダンスでした。
リズムはもう少し後ろでとってもいいのかなと感じました。
構成ももう少し工夫できるかも。

■08:THRiLL’z
全体的なバランスはかなりいいチームだと思いました。
随所にオリジナリティを感じる振付があり引き付けられるところがありました。
基礎的な体の使い方をもう少し深めたら更によくなると思いました。

■09:SISTA
人数をうまく使った流れや、振付がよかったです。舞台映えするカッコイイ衣装も印象的。流れは、前半より後半の方がよかった感がありました。
ビートの取り方はちょっと早いと感じました。

■10:EM in color
体力が必要以上に必要なブレイクですが、しっかりと踊ってくれました。音楽性はまだ先があると思いますが、振付もオリジナリティがあり、技もしっかり練習していてよかったです。

■11:RIBALKI
細かいステップもしっかりこなす、基礎力のあるダンスでした。パワーもあった。
ビートの伸びはありましたが、取る場所はもう少し後ろでもいい気がしました。

■12:BABANA
体を最大限に伸ばして踊るような大きな表現が印象的。音が切れないように、ビートの響きを意識できれば更にいいと思います。

■13:ViViANA
2人ならではのチーム感の強さとパワーが感じれられました。
ビートフロー(響く音の部分)の表現がよかったと思います。
振付の流れが切れないように意識して基礎を積み上げていってください。

■14:ALL OVER
チーム感がありながらも個々のキャラクターが立つような踊りが素晴らしかった。
基礎、テクニックもしっかりしているし、何より音楽を楽しんでいる感じがよかったです。

■15:HAKU☆MAI
踊りが力強く、それ自体は素晴らしいのですGあ、反面流れが切れてしまうところも見えました。強い音を取るタイミングを見直すと一気によくなると思います。

 

■16:旋猿
全体の流れがブレイクのチームとしては独特で興味深い作品。2人の身体能力の高さも素晴らしいです。踊りについてはまだ改善の余地もありますが、今のスタイルを更に極めていって欲しいと思います。

■17:瞬-MATATAKI-
パワーも、チーム感もある2人でした。ビートの流れ自体はよかったですが、とる場所は気持ち遅いと更にHIPHOP感が出るのではないかと思いました。

■18:パピリカ
体全体を可能な限大きく使って踊るような、表現力豊かな踊りでした。
反面、ビートや音楽とのシンクロ性はまだまだよくなると思います。
音楽との一体化を目指して頑張て下さい。

■19:ARZU
メンバー間の動きのシンクロ性が高く、チームの一体感がとてもよく出ていました。「個々の踊り」感が自然に出せていけたら、よりよいチーム感が出ると思います。

■20:T.K.O.
楽曲、ダンススタイルに合ったキャラクターやチームの雰囲気がとてもいいと思います。ビートはもうちょっと遅りつつ、響く音の流れを表現できればよりよい踊りになると思います。

■21:MirO daisy
小さいながら、HIPHOP感がとても良く表現できているチーム。リズムの取り方や、その流れなどもナチュラルな感じで出ているのが素晴らしい。
これから体が成長していく段階で、テクニックも更に磨きをかけて欲しいです。

■22:PRELUDE
構成の面白さや、オリジナリティがあり、チームの一体感もありました。
ビートの取り方、音楽とのシンクロ性への意識を強めると更にいいと思います。


END OF THIS STORY 
TO BE CONTINUED

次の記事
COMMING SOON