IIDA DANCE FES VOL.3

2019年3月30日
長野県飯田市にてIIDA DANCE FES VOL.3 が開催されました。



このイベントは自分の運営するダンススタジオ、スタジオフェイス飯田校がある長野県飯田市とその近隣のダンスを盛り上げるために開催しているイベントで、地域や、ダンスジャンル、所属スタジオなどの枠を取り払った形で行っております。

イベントの内容的には、FREE STYLE の1ON1ダンスバトルとダンスショーケースの両方を行っております。今回も多くのダンスナンバーと、様々なジャンルのダンサーが参加してのダンスバトルが行われました。

まずはバトルに関してのお話。バトルはオールジャンルなので、様々な方にご参加いただきました。
地域は飯田や駒ヶ根等近隣地域を中心に、東京や千葉、愛知などから、
年齢は下は7歳から上は30代まで。
ジャンルはヒップホップとブレイクのダンサーが割と多く、POP、LOCKが若干名・・・と言う感じでした。

バトルでは予選をやって点数制で8名ピックアップするというケースが割と多いのですが、今回は全く違うやり方を初めて行いました。
まずは全員が30秒程度、一人ずつ踊っていきます。踊り終わった段階で、ジャッジが1人につき1名ずつピックアップしていきます。
今回はジャッジが3名だったので、まずは3人がピックアップされます。
その後、ピックアップされなかったダンサーが2回目のダンスを同じく一人ずつ踊り、また3名ピックアップします。
これを繰り返して8名までに絞るという方式です。

1回30秒程度踊ってピックアップされると言うのは、ダンサーにとってもジャッジにとっても難しいものです。
2回、3回と踊れるのであれば、最初に今一つだったダンサーも2周目、3周目に実力を発揮する機会に恵まれるかと思います。
そういう意味ではいいやり方です。
今後はこのやり方と点数制とどちらが総合的にいいか考えつつ、次のイベントに活かしていきたいなと思います。

さて、ピックアップされたのは以下の8名

あいり(千葉/浦安):HIPHOP
チャーキー(愛知/豊川):HIPHOP
NAO(長野/飯田):LOCK
RIMU(長野/飯田):HIPHOP
Hirooo 。(長野/飯田):HIPHOP
変態ウォーリアー(長野/飯田):BREAKE
魔Jr(長野/駒ヶ根):BREAKE
よっしー(長野/伊那):BREAKE

HIP HOP 4名 BREAKE 3名 LOCK 1名
というメンバーとなりました。
他にも実力あるメンバーがいたのですが、残念ながら、ピックアップされませんでした。

バトルは特にですが、その日のコンディションや自分が踊るときの楽曲等によって左右されるため、コンスタントに予選を勝ち上がるのも結構大変かと思います。

その意味では毎回勝ち上がる人はかなり実力があるのだという事かなと思います。特にダンスジャンルがばらばらの場合は本当に難しいですね。
どこに視点をおいてピックアップするのかという事によって大分変ってくると思うので、それもジャッジ次第という事になる部分はあるかと思います。


さて、バトルで印象に残っているのは、やっぱりこの地域ではB-Boyが強いという事でしょうか。
8人中3人B-BoyでHIPHOPが4人ですが、ジャンルごとのダンサーのトータルの人口や、エントリーしている人の割合から言うと、圧倒的にHIPHOPの方が多いので、確率的にはかなりの高さでB-Boyが上がってきている事になります。
そしてLOCKやPOPの人は本当に少ないのですが、今回は3名予選にエントリーしていただきそのうちの1名、LOCKのNAOがベスト8に残りました。
この地域では大分レアな事ではないかと思います。
いろんなダンサーがいて、ダンスシーンは盛り上がると思いますので、様々なダンスのダンサーに活躍してもらいたいなと思っております。


そして決勝は、このLOCK の「NAO」対BREAKE の「よっしー」とう組み合わせ。
BREAKE の「よっしー」は、体力的に最後は相当きつそうだった。これはある意味B-Boyの宿命とも言える。
トーメンとなると予選も含めて何度も踊らなければならなくなるためどうしてもキツサは避けられない!
いろんなジャンルを一応踊る自分なので、良くわかりますが、ブレイクのきつさは他とは比べ物にならないですね。それをも超えての優勝なので、立派です!

IIDA DANCE FES VOL.3 バトルの優勝は、よっしー

これからはできれば年1ではなく、この地域でもう少し多くバトルが出来るように考えていきたいと思います。


ダンスイベント初参加!上伊那郡は中川村から参加してくれた”n-crew”

さて、一方のショーケースも
我がスタジオフェイス飯田校のメンバーだけでなく、他のスタジオの方々もご参加いただき開催されました。

音源トラブルにも負けず、素敵なダンスを踊ってくれた愛知県から参加の「みくろ」
フェイス飯田校の子供達もダンスを通して自分をREPRESENTしております。

ジャンル的には、やはりヒップホップのナンバーが多かったです。
1年生の子供から、大人まで様々な年齢の人がショーケースに参加してくれました。

子供たちがダンスのレッスンを受けて、発表する場所があるのは大切ですが、大人達も自分たちのダンススタイルをやって見せていくという事はとても素晴らしい事です。
ダンスは子供だけのものでも、大人だけのものでもありません。全てのジェネレーションの人がストリートダンスを楽しめる環境が作れたら嬉しいなと思います。
ゲストで来てくれたJIGEN とYUSAKU によるJI-YUのダンスもとてもよかった!

ゲストのJI-YU。REPRESETN 千葉/東京

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