Spartanic Rockers Show Case 2000 Spartanic Rockers Story Vol.065

俺たちSpartanic Rockersの
波乱万丈な Story vol.065

スパルタニックのショーケースはブラッシュアップの連続!

波乱万丈な1999年を終え、2000年を迎えた我々スパルタニック・ロッカーズ。

実は自分の中では次の目標は決まっていた。

しかしその目標に向かっていく前にもチーム活動は続いていく。

2000年前半、我々は精力的にショーケースに出演し、そのたびに新しいネタを作っていった。

いろいろな楽曲、いろいろなスタイルにドンドン挑戦していった。

それは、ストリートダンスのどんなジャンルも愛していたし、普段踊らないような楽曲に自分たちの踊りをどうフィットさせていくのかという過程は逆に楽しさが一杯だった。

日本にチームを作った後から思ったことだが、メンバーはなぜか思考も志向も似ているところがある。

Spartanic Rockers はいつも随所に「お笑い」の要素が入っている。

そこそこ生きてきて思うことだが、この「お笑い」の感覚が似ている、共有できるという事はとても大切だ。それは家族にも、友人にも、恋人にも言えることだと思う。

チームとして運が良かったのは、俺が「お笑い」をダンスに入れていきたいという考えを皆違和感なく受け入れてくれていたという事だと思う。

特にTUYOSI、JOあたりはかなり似た感覚があったのではないかと思う。

でも、これはもしかして、偶然ではなく、必然だったのかもしれない。

メンバーを選ぶ時にそういう目に見えない感覚的な引き合いがあったのかもしれない。

だから俺たちのショーケースはダンスに笑いも夢も、カッコよさも詰め込んだものが多いのだ。

もちろん、時には終始クールな時もある!

でもそれは半分ないかな???

必ず我慢できずに「笑」を盛り込んでしまうというのは自分の習性のようなものだ。

 

これは持論だが、「8時だよ全員集合」を見て育ったドリフ世代には共通の笑い感があるような気がする。ツヨシは既にドリフ世代ではないと思うが、彼の脳みそにも俺と同じドリフ愛が深く刻み込まれているように感じる事が多々ある。

 

こうやって俺たちは、自分たちも最大限楽しみながら、ふざけたショーケースをいくつも作っていくのだ。

 

しかし、ショーケースを作っていく上でいつも意識していたことがある。
それは「残るもの」を作るという意識である。
チーム活動が頻繁だったこのころは、次々と新しいショーケースの作成にチャレンジしていたのではあるが、

①あまりよくなかったものは1回で終わらせ
②いいものは後に残し
③残ったものは更に改良を加えて進化させる

・・・といった事の繰り返しを行っていた。

なので3、4回ぐらいショーケースを行うと、切り捨てとブラッシュアップが繰り返されるために、とてもいいショーケースになっていくのである。

 

こちらでご紹介するショーケースは割と上記のフェーズでいうところの最初の状態なのだと考えられる。
その為正直完成度はそこまで高くないが、これが、後々バトル等で効いてくるのである!!

 

という事で、今回は

TOMOが入り、UK B-BOY と BOTY という大きな山場を終えてほっと一息ついたころの我々、Spartanic Rockers 4人の日本人メンバーによるショーケースをご紹介いたしました。

この後2000年中盤よりチームはまた様々な変革を迎えていきます!


以下には例として、更に新しい時代の映像もご紹介します!

マイケルジャクソンのJAMという楽曲でショーを作りたいと思い、作ったショーケース。

最初は、俺とTSUYOSHI、GOの3人のショーケースでした。


これを改良し、6人バージョンになったのが下のものです。

大きな流れは前のものを踏襲しながらもブラッシュアップしておりますので、かなり別のショーケースのようになっております!

これが我々が繰り返してきたショーケースのブラッシュアップの一例です。

 

End of This Story
To Be Continued


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