Spartanic Rock Story番外編 Vol.001

俺たちSpartanic Rockersの
波乱万丈な Story 番外編 Vol.001

URBANSKILLZ 98 動画解説 / SHOWCASE 編

STORY12 から STORY15 のなかでご紹介している、我々Spartanic Rockers の日本人メンバーが初めて参戦したヨーロッパのチームバトルイベント、URBANSKILLZ 98のショーケースそしてバトルの映像をYOUTUBEにアップしましたので解説を交えながらご紹介したいと思います。

映像をいったん見てから、解説を読んで、もう一度見ていただけると、笑えるところもあるかと思います。

お詫び)
昔の素材を掘り起こしてデータ化しましたが、自分の持っている素材の状態がもともと良くないので、画質はあんまりよくないです。
御了承下さい。


00:23
MCが片言の日本語?のつもりで話かけてきますが、
「こんにちは」しか分からない。
俺は最初、日本語とも理解せずに無視(笑)
それよりもなかなか出てこないメンバーの心配。

そして、まずは、服。
時代もあるけど、それにしても俺もツヨシも大きいT-Shirts!
実はこれは、RemyとMontyに借りたSpartanic RockersのT-Shirtsなんです。
Remyは185cm、Montyは190cm以上も身長があるので当然ダブダブ。
当時はチームT-Shirtsは日本では作っておらず、でもチームの服で合わせたかったので、彼らからT-Shirtsを借りて、小さい日本人2人がダブダブで着てます(笑)

1:02
最初の曲はKung Fu Fighting(カンフーファイティング)。
これは、我々が日本人ということで、アジア色を出したくて入れた楽曲です。
楽曲選定は、確か、レミーかモンティからの提案で付けたのではないかと思います。
昔、大のジャッキー・チェンファンだった事がまさかここで活きてます(笑)

1:31
次に始まる楽曲がSpartanicの創始者Def Iceがこのショーの為に作ってくれた曲。
テクノミュージックで、我々は全く使ったことがない感じの楽曲であったため、構成に悩む。
でもビートは熱いです!!
そして、ICEの魂がこもっております!!!
参照:Story12
http://s-faith.com/miyatatakeo/spartanic-story/spartanic-story-v012/

1:48
佐久間さんは、今回ほぼ立ち踊りしかしていないが、その代わり最初にヘッドスピンをかましていただきました。

2:06
最初の4人のフットワークは自分の振りで構成。

2;20
その後の決め技、ツヨシの足を空中でキャッチしてエアムーヴフリーズはツヨシの発案を元に構成。
これが俺たちにとっては初めての組み技でしたが、この後も俺達はあらゆるシーンで組み技を共にしていく事になります。

2:36
RemyとMontyのルーティーンはさすが、息が合っているのと、このICEの楽曲で考えると、彼らの方が俺達よりも音とのシンクロ性が高いように感じます。
踊りと楽曲が合っていてカッコイイ!
やっぱり普段聞いている曲が俺達と違うのかなと、今見ると思います。

3:03
そして佐久間さん登場。
佐久間さんのLockin’のパート、DISCO CONNECTION(ディスココネクション)を選曲したのは自分です。
SOUL TRAINでLOCKERSがこの曲で踊っているのが本当に大好きで、是非この曲を使いたいと思ったわけです。

恐らく、これだけレベルの高いLockの踊りを会場にいた人達は見たことが無かったんだと思う。
会場大盛り上がり!

そしてこの曲でブレイクのショーをやったのも、もしかしたら我々が初めてなのではないかと思います。意外にこの楽曲、ブレイクでも気持ちがいい!

こうやってジャンルや踊りの壁を我々はこの後も超え続けます。

4:00
ツヨシソロ
動きはやんちゃボーズ!
最後はサイドスピンという、ちょっとレアなコンビネーション!

4:17
Remyソロ
渋いスタイル!ベーシックなムーブながら自分らしい踊り!

4:33
MONTYソロ
ノリノリのトップロックが気持ちいい!

4:48
立ち踊りのルーティーンを絶対に入れたいと思った俺の考えで、組み技的な内容をショーの真ん中に組み込みました。
ここが日本人ならでは、いや、我々ならではの、他では真似できないパートだという確信があったから。
発案自体は自分ですが、振付は全部佐久間さんです。
佐久間さん、さすがの構成力!

そしてこの楽曲はツヨシの希望でした。
ツヨシはブレイクビーツもですが、HIPHOP MUSICやNEW SKOOL の踊りがとても好きで、そういう意味でも一緒にやってよかったなと思います。

ショーの閉めはやっぱりIceに対するRespectをこめて、またIceの曲に戻ります。

5:54
Remyソロ。
なかなか渋いフットワークで決めてくる。
ただ俺達全員このICEの曲を初めて聞いてから3日しかたっていないのと、曲が一般的な楽曲と違って切れ目が変則的なので、どこで切れ目が来るのかを把握しきれていない。
Remyもどこまで踊るか恐らく迷いがあったと思う。

6:19
俺のソロ
ちょっと気持ちが高揚しているのか動きに落ち着きのなさを感じる(笑)

6:33
Montyソロ
身長190cm以上、体重は100kgに近い人間とは思えない軽いムーブ。トーマスフレアの浮遊感などはこの巨体からは信じられない!

7:06
佐久間さんに撃たれた人から順番にフットワークをスタートして最後は全員フリーズで決める!
はずだったが・・・
先ほど書いたように、
みんなこの曲の終わりがどこか把握しきれていないで手探り状態(笑)
何度かここか?というところで止まるが、
あ、まだ終わりじゃない
といことで再開し、また止まるを繰り返す

皆うまくごまかすが、俺だけごまかしきれずに大幅に外す
残念!!!(笑)

この当時、一般人がPCで楽曲の編集ができるような時代ではなかった。曲編集ができるのは、特殊な機材をもっている音響関係者か、その場で曲をつなげて録音するDJぐらい。
我々も、ショーケースの為の楽曲を作るのに、その都度DJにお願いして作ってもらっていました。
この時はそんなお願いする時間もなかったので、カセットテープの「ダビング」(カセットからカセットへのコピー)で曲を構成しています。
なので、音のつなぎや編集が無理やりになってます。

曲の編集ですら今みたいに簡単でなく、時間がかかるため、それに始めて集まる国を超えた5人で振付や構成を考えていくのは時間が足りない!
もちろん考えてから練習なので、3日という時間の中ではなかなか頑張った結果だと思います。

次回はこのURBANSKILLZ、決勝バトルの映像解説をしたいと思います。

 

End of The Spartanic Rockers Story 番外編 Vol.001

To be continued


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